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平成23年1月25日(火曜)発行 第90号

1.事務総長定例記者会見

1月19日 消費者向け及び子供向けコンテンツ並びに独占禁止法教室について

 先週13日に事務総長になりました山本です。改めまして松山前事務総長同様よろしくお願いいたします。
 本日は,公正取引委員会の広報活動のうち,現在,ホームページに掲載しております消費者向け及び子供向けのコンテンツ,並びに学生向けの独占禁止法教室,この2つについて御紹介させていただきたいと思います。
 公正取引委員会は,独占禁止法の運用を通じて,公正かつ自由な競争を促進することにより,一般消費者が,より安く,より良い商品・サービスを選択することができるように努めておりますが,この活動を一般消費者に広く周知するためにいろいろな広報活動を行ってきております。
 お手元に幾つか資料をお配りしておりますが,表紙の1枚紙を御覧ください。
 これは,左側が消費者向けのコンテンツ,右側が子供向けのコンテンツです。公正取引委員会は,従来からいろいろな形で,ホームページに新聞発表文やいろいろな資料を掲載しているところですが,外部の方からいただいた意見をみますと,公正取引委員会のホームページを見ると,専門家向け,企業の法務担当又は学者向けの情報としては充実しているが,一般消費者から見ると難しい,身近なものではないという御意見をいただきまして,消費者向け,子供向けのコンテンツを充実させるために昨年の4月に作成したものです。
 この2つのコンテンツのうち,別紙1が消費者向けのコンテンツでございます。
 一般消費者向けのコンテンツは,4部構成になっておりまして,まず,「私たちが安くて良い商品を買えるワケ」はどういうことかということで,一般消費者向けのコンテンツの(1)から始まりまして,競争の必要性や,競争によって私たち消費者がどのようなメリットを受けているかということを記載しています。例えば,一般消費者向けコンテンツ(3)の左下を見ていただくと,携帯電話を例にとって,メリットを書いておりますが,携帯電話の会社同士が競争することによって,軽量,小型化といった品質向上,メールやカメラなどの機能・性能向上,サービスの向上,料金の低料金化といったさまざまなメリットが受けられていますといった,競争を通じた消費者のメリットというものを紹介しております。
 また,一般消費者向けのコンテンツ(4)からですが,「こんなコトが起こると暮らしがあぶない!」という段落では,独占禁止法の規制内容,どのような行為が禁止されているか,違反になるかということを個別に分かりやすく紹介しております。
 また,一般消費者向けのコンテンツ(9)からは「企業のルール違反にイエローカード!」として,公正取引委員会がどのような役割をもって,違反行為に対して立ち向かっているかということを紹介しております。
 また,一般消費者向けコンテンツ(12)からは,公正取引委員会が,これまで具体的に消費者の身近な問題として,どのような事件を取り上げたかということを紹介しております。
 表紙の1枚目の右側の子供向けコンテンツですが,コウくんとセイちゃん,これは公正取引委員会の「コウ(公)くんとセイ(正)ちゃん」だと思いますが,及び,「どっきん」というものを交えて,漫画で楽しく理解できるようになっています。また,クイズに解答することもできるようになっていますので,皆さんも一度,御覧いただければと思いますが,公正取引委員会としては,これらのコンテンツを広く皆様に御覧いただきたいと思っております。
 もう1つの資料,最後に1枚紙として御用意したのは,出前授業,独占禁止法教室の開催状況であります。
 この出前授業は,学校に出かけて,公正取引委員会の職員が話をするというものですが,平成14年からスタートいたしまして,当初は中学生を対象に行っていたのですが,平成18年度からは,高校生及び大学生にも対象を拡大して実施しております。
 資料の一番右側に平成22年4月から12月の回数も書いてありますが,平成22年は大学生向けの出前授業が非常に増えております。これは,大学において,授業科目の1つとして,独占禁止法や経済法という科目を設置しているところが増えており,その講師として,1コマをこの独占禁止教室に充て,話をさせていただいております。
 このような中学生,高校生,大学生,それぞれのレベルによって,説明の易しさ,難しさは多少変えておりますが,先ほど申し上げたような資料も使いながら,将来は,学生の方たちが社会人として経済活動を行うわけですが,その際のために独占禁止法を認識していただくという目的とともに,先ほど申し上げた消費者として市場経済や競争のメリット,独占禁止法の内容について理解をしていただくために行っているものであります。
 独占禁止法教室を開催した際には,必ずアンケートを生徒の方たちにお願いして,意見をいただきながら,私どもの今後の広報活動にも反映させておりますが,例えば,ある大学生の御意見としては,競争のルールが整備されて,法律が正しく執行されていくということは,消費者にとっては,安くて良い商品が選択できるというメリットがあり,また,企業にとっては,競争があることによって企業がイノベーションを高めるよう努力するといった,企業,消費者双方にメリットが生まれるということが理解できたという御意見をいただいておりまして,このような意見をみると,独占禁止法についての理解,また,公正取引委員会がより身近なものに感じていただくよい機会に,出前授業がなっているのではないかと感じております。
 いずれにしましても,公正取引委員会の活動を広報を通じて,国民の方,消費者,各般の方に周知していきたいと思っておりますので,今後ともこのような活動を通じて広報活動の改善を図っていきたいと考えております。また,皆さんも御意見・御要望等ございましたら,いただければ大変ありがたいと思っております。

http://www.jftc.go.jp/houdou/teirei/h23/01_03/kaikenkiroku110119.html

1月13日 新旧事務総長就退任挨拶について

 (松山前事務総長) 本日付で事務総長を退任いたしました。平成20年6月に就任して以来,2年6カ月余りでありますが,大変お世話になりましてありがとうございます。
 この2年半の間を振り返ってみますと,平成21年の独禁法改正がございました。これは,独禁法制をグローバルスタンダード,国際的な水準に近づけるための法改正でもあったのですが,これによりまして,例えば企業結合規制に関して,株式保有規制が事前届出制になり,例えばBHPビリトンとリオ・ティントの事案などに関しては,事前相談が行われて,公正取引委員会が世界に先駆けて問題点の指摘を行うということもできたのであります。
 また,大型事案の摘発も,ある程度,進められたかと思っておりまして,そのようなことが,課徴金納付命令額で,この3年間,二百数十億,三百数十億,六百数十億と,年々,史上最高額を更新するということにも結びついたのではないかと考えております。
 公正取引委員会は,やはり,本来業務としては,インパクトある,世の中に影響力を及ぼすような厳正な法執行に努めるということが基本だと思っておりまして,この期間でも,そのようなことが,ある程度達成できたのではないかと思っております。
 35年9カ月間の公務員生活であったわけでありますが,そのほとんどを公正取引委員会で仕事をさせていただきました。競争政策の役割なり,公正取引委員会のプレゼンス自身が大変大きくなり,また,注目を浴びたこの5年,10年間において,いろいろな役職を経験させていただいて,大変充実した公務員人生が送れました。この場を借りまして,皆様方にも,心から感謝申し上げたいと思っております。
 私の後任であります山本新総長ですが,審査局長,経済取引局長を経験しておりまして,法執行面の経験も豊富ですし,また,政策立案の面についても,非常に豊富な経験を持っております。事務総局全体をまとめ,委員会をサポートして,これからも厳正な法執行,公正な競争環境の整備のために,公正取引委員会において,リーダーシップを発揮するための最適な人材であると信頼しているところであります。
 最後に,皆様方に,大変御指導,御鞭撻いただきまして,この場を借りまして,厚く御礼申し上げましてあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。
 (山本新事務総長)
 本日付で松山前事務総長の後任として事務総長を拝命いたしました山本でございます。皆様方には,これからよろしくお願いいたします。
 ただいま,松山前事務総長から私の略歴についても,お話がございましたが,公正取引委員会は,特に,最近ですと,平成17年の法改正で,かなり課徴金の率を高め,執行力を強化する改正が行われ,また,平成21年の改正でも,課徴金の対象の拡大等,独占禁止法の強化が行われましたが,その過程で,平成17年から4年ほど,審査局において,審査管理官,また,審査局長として,個別の事件を担当しておりました。さらに,この1年半は,経済取引局長として,独占禁止法の改正法案や行政的な事務を担当してきたところでございます。
 松山前事務総長が在任中の2年半,さらには,もっとさかのぼったところで,公正取引委員会の活動を見てまいりますと,国民の方々からの非常に大きな期待が高まっていくのを感じておりまして,公正で自由な競争を通じて,消費者の利益を確保していくという,公正取引委員会や独占禁止法の使命,役割に対する国民の方々からの期待に応えていくように,松山前事務総長が今申し上げましたが,これからも,カルテルや談合,また,優越的地位の濫用といった問題が大きい行為に対して,インパクトのある事件審査を行って,国民の期待に応えていきたいと考えております。インパクトのある事件を発掘し,また,処理していく上では,私ども800人弱の公正取引委員会の事務総局の職員が一体感を持って,事件処理に当たっていく必要があろうかと思います。そういった職員の一体感を持った仕事の進め方ができる環境づくりをすることが,今般,事務総長を拝命した,公正取引委員会事務総局の,いわばかじ取り役としての私の事務総長の役割だと思っております。
 今後とも,皆様方から,いろいろ御指導,御鞭撻をいただきながら,鋭意努力していきたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。

http://www.jftc.go.jp/houdou/teirei/h23/01_03/kaikenkiroku110113.html

2.報道発表 【平成23年1月17日~平成23年1月21日】

独占禁止法(違反事件関係)

 1月19日

下請法(違反事件)

 1月21日

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<発行>
公正取引委員会事務総局官房総務課広報係
〒100-8987東京都千代田区霞が関1-1-1中央合同庁舎第6号館B棟
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