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(平成23年12月13日)日本トイザらス株式会社に対する排除措置命令及び課徴金納付命令について

平成23年12月13日
公正取引委員会

 公正取引委員会は,日本トイザらス株式会社(以下「日本トイザらス」という。)に対し,独占禁止法の規定に基づいて審査を行ってきたところ,次のとおり,同法第2条第9項第5号(優越的地位の濫用)(注1)に該当し同法第19条の規定に違反する行為を行っていたとして,本日,同法第20条第2項の規定に基づく排除措置命令及び同法第20条の6の規定に基づく課徴金納付命令を行った(違反行為については別添排除措置命令書参照。)。

(注1) 私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律(平成21年法律第51号)の施行日である平成22年1月1日前においては平成21年公正取引委員会告示第18号による改正前の不公正な取引方法の第14項。

1 違反行為者及び課徴金額

名称

日本トイザらス株式会社

所在地

川崎市幸区大宮町1310番地

代表者

代表取締役 モニカ・メルツ

事業の概要

玩具,育児用品,子供衣料等の子供・ベビー用品の小売業

課徴金額

3億6908万円

2 違反行為の概要

 日本トイザらスは,遅くとも平成21年1月6日以降,取引上の地位が自社に対して劣っていた特定の納入業者(注2)(以下「特定納入業者」という。)に対して,次の行為を行っていた。
(1) 売上不振商品等(注3)を納入した特定納入業者に対し,当該売上不振商品等について当該特定納入業者の責めに帰すべき事由がないなどにもかかわらず,当該売上不振商品等を返品していた。
(2) 自社が割引販売を行うこととした売上不振商品等を納入した特定納入業者に対し,当該売上不振商品等について当該特定納入業者の責めに帰すべき事由がないにもかかわらず,当該割引販売における自社の割引予定額に相当する額の一部又は全部を,当該特定納入業者に支払うべき代金の額から減じていた。

(注2)「納入業者」とは,日本トイザらスが自ら販売する商品を,日本トイザらスに直接販売して納入する事業者をいう。
(注3)「売上不振商品等」とは,売行きが悪く在庫となった商品,販売期間中に売れ残ったことにより在庫となった季節品等をいう。

3 排除措置命令の概要

(1) 日本トイザらスは,前記2の行為を取りやめている旨を確認すること及び今後当該行為と同様の行為を行わない旨を,取締役会において決議しなければならない。
(2) 日本トイザらスは,前記(1)に基づいて採った措置を,納入業者に通知し,かつ,自社の従業員に周知徹底しなければならない。
(3) 日本トイザらスは,今後,前記2の行為と同様の行為を行ってはならない。
(4) 日本トイザらスは,今後,次の事項を行うために必要な措置を講じなければならない。
ア 納入業者との取引に関する独占禁止法の遵守についての行動指針の作成
イ 納入業者との取引に関する独占禁止法の遵守についての,役員及び従業員に対する定期的な研修並びに法務担当者による定期的な監査

4 排除措置命令の概要

日本トイザらスは,平成24年3月14日までに,3億6908万円を支払わなければならない。

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問い合わせ先

公正取引委員会事務総局審査局第三審査
電話 03-3581-3383(直通)
ホームページ http://www.jftc.go.jp/

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