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2016年7月

EU

欧州委員会,通信業者ハチソンによるテレフォニカUKの買収計画について禁止する旨公表

2016年5月11日 欧州委員会 公表
原文

【概要】

 欧州委員会は,欧州委員会合併規則に基づき,ハチソンによるO2の買収を禁止した。本件買収によって,その結果として英国携帯電話消費者の選択肢がより限られ,より高額の支払をすることとなるほか,携帯電話分野のイノベーションを害することとなることが強く懸念された。
 本日の決定は,テレフォニカUKの“O2”とハチソン 3G UKの“Three”を統合させ,英国の携帯電話市場に新しいマーケットリーダーを産み出すこととなったであろう本件取引について,委員会による詳細審査を経てなされたものである。本件買収が行われると,重要な競争者1社がいなくなり,本件の統合会社と競合する事業者が2社の携帯電話網事業者(ボーダフォン及びBTのグループ会社の Everything Everywhere(EE))のみとなる。その結果,市場における競争が実質的に減少することで,本件取引がなかった場合よりも,イギリスにおける携帯電話サービスの価格が上昇し,かつ消費者にとっての選択肢が減少する結果となるものであった。また,本件買収は,英国内の携帯電話通信基盤の発展を阻害することにより,英国消費者へのサービスの質に対して,悪い影響を与えるであろうものであった。さらに,他の携帯電話事業者が自らの携帯電話通信網を使用することを認める携帯電話通信事業者の数を減少させるものであった。
 ハチソンにより提案された問題解消措置は,本件買収により惹起される重大な懸念を十分に解消することはできなかった。

英国市場
 イギリスの携帯電話市場は,現在は競争的である。携帯電話の小売価格は,EU全体の中でも最も安価な部類にある。また,イギリスは,4G技術の展開及び4Gサービスの開始という点においても,EUで最も進んでいる国の1つである。
 現在,イギリスには,BTの携帯電話事業者であるEE,テレフォニカのO2,ボーダフォン及びハチソンのThreeという4つの携帯電話通信事業者が存在する。
 EEとThreeはその通信網を「Mobile Broadband Network Limited」(以下「MBNL」という。)として統合している。同様に,ボーダフォンとO2は,ビーコンを設立し,その通信網を統合している。このことにより,EEとThree及びボーダフォンとO2は,それぞれその通信網の展開コストを分担しているが,小売顧客の獲得のための互いの競争は続けている。
 4つの携帯電話通信事業者に加えて,バージン・メディア, トーク・トーク及びディクソンズ・カーフォンズ・アイディーのような,多くの「仮想」携帯電話事業者が英国の携帯電話市場で活動している。これらの仮想携帯電話事業者は,消費者に携帯電話のサービスを提供するために要する通信網を有していない。その代わり,それらの事業者は,携帯電話通信事業者のうちの1社とそのネットワークを卸売価格で使用する契約を締結している。

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