米国

連邦取引委員会の委員長代理にオールハウゼン委員が就任

2017年1月25日 連邦取引委員会 公表
原文

【概要】

 ドナルド・J・トランプ大統領は,ホワイトハウスの指示に基づき,モーリーン・K・オールハウゼンを連邦取引委員会(以下「FTC」という。)委員長代理に指名した。
 オールハウゼンは,2012年4月4日に,2018年9月までの任期でFTCの委員に就任した。
 委員に就任する前は,オールハウゼンはWilkinson Barker Knauer(LLP)のパートナー弁護士であり,プライバシー,データ保護及びサイバーセキュリティー分野においてFTCへの対応を指揮した。
 それ以前に,オールハウゼンはFTCで11年間勤務しており,直近では2004年から2008年まで,政策企画室の室長としてFTCのインターネットアクセスタスクフォースを率いており,政策企画室の室長補佐も務めていた。1998年から2001年まで,元FTC委員長のOrson Swindleの顧問弁護士を務め,競争及び消費者保護の問題について助言を行なっていた。彼女は1997年に法律顧問室からFTCでのキャリアをスタートさせた。
 FTCに勤務する以前,オールハウゼンはコロンビア特別区巡回控訴裁判所で5年間を過ごし,David B. Sentelle判事の法務書記官及びスタッフ弁護士(勤務弁護士)として勤務していた。1991年から1992年までは,合衆国連邦請求裁判所のRobert Yock判事の下でも勤務していた。
 オールハウゼンは,1984年にバージニア大学を,1991年にジョージ・メイソン大学のアントニン・スカリア・ロースクールを,それぞれ優秀な成績で卒業した。
 オールハウゼンは,ジョージ・メイソン大学のアントニン・スカリア・ロースクールの非常勤教員の一人として,プライバシー法及び不公正な取引行為を教えていた。そして,彼女は独占禁止法ジャーナルの上級編集者及び競争と公共政策に関する米国法曹協会タスクフォースのメンバーを務めた。彼女は,競争法,プライバシー,ネットの中立性及びテクノロジー問題に関する様々な記事を執筆している。
 オールハウゼンは,夫のピーターとバージニア州に居住しており,4人の子供がいる。

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