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第24回ワークショップの概要

第24回ワークショップの概要

 第24回ワークショップが6月24日(金曜)に開催されました。報告等の概要は以下のとおりです(かっこ内は担当客員研究員及び研究員を表す。)。

(1)「マルティ・パーティー・ライセンスと競争政策」(仮題)の共同研究計画
 (一橋大学イノベーション研究センター教授 長岡 貞男 氏)
 (大阪市立大学大学院法学研究科助教授 和久井 理子 氏)
 (東北大学大学院研究生(法学博士) 伊藤 隆史 氏)
 (競争政策研究センター研究員 西村 元宏 氏)
 (競争政策研究センター研究員 岸本 宏之 氏)
 (競争政策研究センター研究員 水野 由基 氏)

 平成17年度共同研究の一つである本研究は,平成16年度共同研究の焦点であったコンソーシアム型技術標準と競争政策について更に研究を深めるとともに,クロス・ライセンス,NAP(特許権の不争合意)などを含めた知的財産権のマルティ・パーティー・ライセンスのスキームについて競争政策の観点から研究を行おうというものです。
 これに対し,法学的な研究と経済学的な研究のインタラクション,本質的な概念の整理を踏まえたRANDの定義付け,製品市場以外の分野への競争法運用の可能性などについて議論が行われました。

(2)「技術標準と反トラスト法」
 (東北大学大学院研究生(法学博士) 伊藤 隆史 氏)

 平成17年度共同研究である「マルティ・パーティー・ライセンスと競争政策」(仮題)に参画されている伊藤氏から,技術標準の中でのIPRポリシーの在り方について,Unocal,デル・コンピューター,ランバスの事例を紹介しつつ,米国での議論の状況に焦点を当てた御報告をいただきました。
 これに対し,コンテンツ,リアライゼーションのメカニズム及びイニシャル・コンファーメントの観点からの特許権の権利の整理,サブマリン特許問題などについて議論が行われました。

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