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第38回ワークショップの概要

第38回ワークショップの概要

 第38回ワークショップが7月28日(金曜)に開催されました。報告等の概要は以下のとおりです(かっこ内は担当客員研究員及び研究員を表す。)。

 「ブロードバンドアクセス市場の需要分析」の最終報告

 (CPRC主任研究官・一橋大学大学院経済学研究科助教授 岡田 羊祐 氏)
 (東京大学大学院経済学研究科助教授 大橋 弘 氏)
 (株式会社情報通信総合研究所上席主任研究員 野口 正人 氏)
 (競争政策研究センター研究員 砂田 充 氏)
 (競争政策研究センター研究員 下村 貴裕 氏)

 平成17年度の共同研究の一つである本研究は,需要の自己・交差弾力性,サービス提供エリア,住居形態,ユーザープロフィール等の要因を適切に考慮しつつ,できる限り厳密に,ブロードバンドアクセス市場における需要関数の推計を行うことを計画しています。今回は,推計結果の報告及び同結果を踏まえたブロードバンドアクセス市場の競争評価について報告が行われました。具体的には,本研究で利用した混合型ロジットモデルの特徴,競争評価に当たって使用したSSNIPテストの簡便な手法であるクリティカル・ロス分析の問題点が説明され,求められた需要関数の推計値から光ファイバーと高速ADSLとの間に代替関係があることが認められたとの報告が行われました。
 この報告を踏まえ,光ファイバーと高速ADSLの代替関係,市場の画定,IIAと本研究における混合型ロジットモデルとの関係及びNTTのブランド力が商品選定に与える影響などについて議論が行われました。

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