平成17年5月2日
公正取引委員会競争政策研究センター(CPRC)は,来る平成17年4月26日,以下のとおり,第4回公開セミナーを開催いたしました。
日時 | 平成17年4月27日(火曜)16時00分~17時30分 |
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会場 | 東京都千代田区霞ヶ関1-1-1 公正取引委員会大会議室 |
テーマ:「独占禁止法はだれがどのようにして作ったのか」
【概要】
競争政策研究センターでは,平成16年度,原始独占禁止法の制定期において,その基本的な条文の枠組みが構築された1947年1月22日の試案から成立までの期間に焦点を当て,泉水教授を中心とした共同研究を行っている。
本研究は,旧経済安定本部,財務省,公正取引委員会に所蔵されている文献及び国立公文書館に所蔵されているGHQ資料といったこれまで明らかになっていなかった資料を分析することにより,独占禁止法の制定過程を明らかにするとともに,現行法に対する示唆を得ようという試みである。
今回の公開セミナーでは,現段階の研究成果について泉水教授及び西村助教授から御報告いただき,原始独占禁止法の解釈及び現行法への示唆について討議を行う。
講師 :
泉水文雄(神戸大学大学院法学研究科教授・競争政策研究センター主任客員研究員)
西村暢史(富山大学経済学部助教授・競争政策研究センター客員研究員)
コメンテーター:上杉秋則(公正取引委員会事務総長)
モデレーター:鈴村興太郎(競争政策研究センター所長・一橋大学経済研究所教授)