公正取引委員会競争政策研究センター(CPRC)は,来る平成18年6月2日,川濱昇(外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます)(かわはま・のぼる)氏(京都大学大学院法学研究科教授・CPRC主任客員研究員)をお迎えして,「競争者排除型行為規制の理論的根拠-不公正な取引方法を中心に」をテーマに,第6回公開セミナーを開催いたしました。
多数の御参加をありがとうございました。
講演資料・講演記録を掲載いたしました。
日時 | 平成18年6月2日(金曜)15時30分-17時30分 |
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会場 | 東京都千代田区霞が関1-1-1 中央合同庁舎第6号館B棟 公正取引委員会大会議室(11階) |
(1) テーマ:競争者排除型行為規制の理論的根拠-不公正な取引方法を中心に
【概要】
競争政策研究センターでは,「競争者排除型行為に係る不公正な取引方法についての考え方」について法学者と経済学者をまじえた共同研究を行っている。
規制緩和・民営化を契機に,市場支配的地位を有する既存事業者が行う競争排除型行為が問題となってきており,国際的にもその規制基準が焦点となっている。わが国も例外ではない。排除は活発な競争でも可能であり,競争政策の観点から不当と考えられる競争と,正常な競争とを識別することが課題となっている。また,わが国では排除型行為の多くは不公正な取引方法でも規制されている。従来この行為に対する規制例が少なかったこともあり,どのような場合を不当な排除として規制すべきかという点について,理論的な追求は従来十分に展開されてきたとは言えなかった。
今回の公開セミナーでは,共同研究の法学者側の取りまとめ役である川教授に,排除型行為の不当性の根拠についての議論を整理していただき,わが国をはじめ諸外国でも問題となっているリベートを例にとって,それらの議論からの示唆について討議を行う。
(2) 講師 :川濱 昇(外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます)(かわはま・のぼる)(京都大学大学院法学研究科教授・CPRC主任客員研究員)
(3) モデレーター:鈴村 興太郎(一橋大学経済研究所教授・競争政策研究センター所長)
時間 | 内容 | 講演者等 |
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15時30分-15時35分 | オープニング(講演者・討論者の紹介等) | 鈴村所長 |
15時35分-16時35分 | 講演 「競争者排除型行為規制の理論的根拠-不公正な取引方法を中心に」 |
川濱教授 |
16時35分-16時45分 | <休憩> | |
16時45分-17時25分 | 質疑応答 | |
17時25分-17時30分 | クロージング(総括など) | 鈴村所長 |
競争政策研究センター事務局
[公正取引委員会事務総局経済取引局総務課経済調査室]
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