第18回公開セミナーの開催について

　公正取引委員会競争政策研究センター（CPRC）は，平成21年7月31日，以下のとおり，第18回公開セミナーを開催いたしました。

　参加募集を締め切らせていただきました（7月16日）。多数のご応募ありがとうございました。

1　日時・会場等

2　プログラムの概要

(1)テーマ：独占禁止法審判決の法と経済学

　【概要】
　米国の反トラスト政策では，判例研究と経済分析の相互交流を通じた法と経済学の共同による好ましいフィードバックが機能してきた。しかし，日本の独占禁止法は，歴史的に独自の発展を遂げてきたにもかかわらず，個別事件が経済分析を刺激するプロセスは十分に機能してこなかった。特に日本では，体系的・包括的に独占禁止法の判例法的展開を経済学的視点から考察したものは乏しい。
　本テーマでは，最近の事例（マージンスクイーズ，取引拒絶など）を素材としつつ，独占禁止法審判決を法と経済学の視点から分析する意義について説明する。

(2)　講師：　小田切　宏之（CPRC所長・一橋大学大学院経済学研究科教授）
　岡田　羊祐（CPRC主任研究官・一橋大学大学院経済学研究科教授）
　林　秀弥（CPRC主任研究官・名古屋大学大学院法学研究科准教授）
　コメンテーター：石岡　克俊（CPRC客員研究員・慶應義塾大学産業研究所准教授）

(3)　司会：　小田切　宏之（CPRC所長・一橋大学大学院経済学研究科教授）

3　講演資料

講演資料（PDF：804KB）

4　講演記録

講演記録（PDF：81KB）