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オールデン・F・アボット連邦取引委員会競争局長補(政策・評価担当)

オールデン・F・アボット連邦取引委員会競争局長補(政策・評価担当)

 オールデン・F・アボット連邦取引委員会競争局長補は,反トラスト事件の審査に係る情報の収集及び整理,競争局内の反トラスト政策の総合調整等を担当する部署を統括するとともに,同委員会の幹部職員として米国の反トラスト政策について様々な発表を行っている(アボット氏は2004年2月に現職についた。以前は政策評価担当部署の局長補であった。)。氏が連邦取引委員会に勤務し始めたのは2001年6月であるが,それ以前は,商業省,司法省等の政府機関の要職を歴任しており,ワシントンD.C.所在の法律事務所での勤務経験もある。

 アボット氏は,反トラスト法,知的財産法,商業法,国際通商法等について,幅広く著述しており,また,大学等で講義を行っている。氏は,1990年以降,ジョージメイソン大学ロースクール(George Mason University Law School (GMULS))の非常勤教授を務めており,1999年2月から2000年1月にかけては,同SchoolのNational Center for Technology and Lawの初代所長を務めた。また,氏は,2002学年度,ハーバードロースクールにおいてWasserstein Public Interest Fellowに選出された。

 アボット氏は,1974年にヴァージニア大学(University of Virginia)を卒業後,1977年にハーバード大学(Harvard University)から法学博士号を,1984年にジョージタウン大学(Georgetown University)から経済学修士号を取得した。また,氏は,コロンビア区弁護士会,米国最高裁判所及び米国法曹協会反トラスト部会のメンバーでもある。

 その他,アボット氏はアメリカの人物経歴情報(Who’s Who in America)に掲載されており,フランス語,スペイン語及びイタリア語を話す。

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