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日本の製造業における市場集中度と競争環境

日本の製造業における市場集中度と競争環境

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「日本の製造業における市場集中度と競争環境」(2022年11月30日)
 五十嵐俊子(公正取引委員会事務総局官房総務課経済分析室長)
 本多純(公正取引委員会事務総局官房総務課経済分析室長補佐)
 概要
 近年、英国CMAや欧州委員会DG-COMPなどの競争当局、IMF、OECD といった国際機関等において集中度に係る分析が行われている状況に鑑み、我が国製造業における市場構造の変化、それに伴う集中度の推移を考察した。分析に当たっては、2002 年~2019 年における工業統計調査の個票データに基づき、日本の製造業に属する4 人以上の全ての事業者を対象にし、大企業だけでなく中小企業も主要な考察対象に含めた。データから主に分かったことは、経年を通じての集中度上昇と小規模事業者を中心とした事業者数の大幅な減少、さらに事業者規模別や産業別における動向の異質性が観察されたことである。

CPDP91-J(PDF:4,093KB)

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