公正取引委員会競争政策研究センター(CPRC)は、令和7年10月31日(金)に、以下のとおり、第24回国際シンポジウムを開催いたします。
デジタル化が進展する中で、例えば、AIやアルゴリズムを利用して、競合事業者で一堂に会することなく暗黙のうちに協調的な行動をとるものなど、新たな形態のカルテル・入札談合も出てきています。
これに対し、入札データのスクリーニングにより入札談合を探知する手法が研究されるなど、カルテル・入札談合の探知方法も進化しています。
本シンポジウムでは、カルテル・入札談合の探知に関する国内外の著名な研究者をお招きし、最新のカルテル・入札談合の探知に関する研究について、講演やパネルディスカッションを行い、新時代のカルテル・入札談合にどのように対応していくべきであるのか議論します。
タイトル | 「新時代のカルテル・入札談合対策~国内外の最新研究と実務への示唆~」 |
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日 時 | 令和7年10月31日(金)13時00分~16時00分 |
会 場 | イイノホール&カンファレンスセンター/オンライン(ライブ配信)同時開催 |
開催言語 | 日本語⇔英語(同時通訳あり) |
参加料 | 無料 |
主催者 | 公正取引委員会競争政策研究センター |
共催者 | (株)日本経済新聞社 (公財)公正取引協会 |
後援 | (一社)日本経済団体連合会 |
開会の辞 | 松島法明 大阪大学大学院国際公共政策研究科教授、競争政策研究センター所長 |
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テーマ | Recent Developments in Cartel Detection (カルテル探知の最新動向) |
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講演者 | Joseph Harrington ペンシルバニア大学ウォートン校ビジネス経済学・公共政策専攻パトリック T.ハーカー教授 |
資料 | 準備中 |
テーマ | Bid-rigging and (Algorithmic) Coordination at the Time of Computational Competition Law and Economics: Lessons from Europe and Greece (計算論的(computational)競争法と経済学の時代における入札談合と(アルゴリズムによる)協調:欧州とギリシャからの教訓) |
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講演者 | Ioannis Lianos ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン法学部教授(グローバル競争法・公共政策)、英国競争審判所委員 |
資料 | 準備中 |
テーマ | Notifying Firms of Evidence Consistent with Bid-Rigging: A Field Experiment in Japanese Public Procurement (入札談合の疑いを示す証拠の通知と企業行動:日本の公共調達におけるフィールド実験) |
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講演者 | 中林純 京都大学経済学研究科教授 |
資料 | 準備中 |
モデレーター | 青木玲子 公正取引委員会委員 |
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パネリスト | Joseph Harrington ペンシルバニア大学ウォートン校ビジネス経済学・公共政策専攻パトリック T.ハーカー教授
Ioannis Lianos ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン法学部教授(グローバル競争法・公共政策)、英国競争審判所委員 中林純 京都大学経済学研究科教授 石井利江子 滋賀大学経済学部教授、競争政策研究センター主任研究官 渕川和彦 慶應義塾大学法学部准教授、競争政策研究センター主任研究官 |
閉会の辞 | 若森直樹 慶應義塾大学商学部教授、競争政策研究センター主任研究官 |
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(1) 申込方法
参加申込フォームからお申込みください。
(2) 申込期限
令和7年10月29日(水)12時00分
※オンラインでの参加をお申込みの方については、本シンポジウム開催前日までに本シンポジウムのログインURLをメールにて御案内いたします。公正取引委員会競争政策研究センター事務局
電話 03-3581-1848(直通)
Eメール cprcsec-○-jftc.go.jp
(迷惑メール等防止のため、アドレス中の「@」を「-○-」としております。メール送信の際には、「@」に置き換えて利用してください。)