デジタルエコノミーや新たなビジネスモデルの急速な進展に伴い,電子商取引(e-commerce)が活用されることとなって久しい。電子商取引は,消費者に対して多様な購入の選択肢を提供するほか,事業者に関しては,新たな取引先の獲得,取引や流通に要する費用の削減等を通じて,生産や流通に係るシステムの効率性の向上に寄与していると指摘されている。
そのような中,近年,競争当局等においては,垂直的制限(取引先の販売価格,取扱商品,販売地域,販売方法等の制限)について,電子商取引特有の競争上の懸念の有無,競争法上の評価等について,活発に議論されている。
今回のシンポジウムでは,電子商取引における垂直的制限について,競争政策の観点から,経済学の最新の研究成果や競争当局の経験を踏まえた議論を行う。シンポジウム第1部では,米国と欧州からの著名な経済学者による基調講演を,第2部では,これらの講演者及びコメンテーターを交えたパネル・ディスカッションを行う。
※開催を終了いたしました。
タイトル | 「電子商取引における垂直的制限:競争政策の観点から」 |
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日時 | 平成28年6月3日(金曜)13時30分~17時30分 |
会場 | 東京都千代田区内幸町2-1-1 イイノホール&カンファレンスセンター「イイノホール」(4階) |
開催言語 | 英語⇔日本語 (同時通訳あり) |
参加費 | 無料 |
主催者 | 公正取引委員会競争政策研究センター,公益財団法人公正取引協会 |
13時30分-13時40分 | 杉本和行 公正取引委員会委員長 |
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13時40分-14時30分 | テーマ:" Vertical Restraints in an E-commerce World " |
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14時30分-15時20分 | テーマ:" Vertical restraints in multilateral relations " |
【休憩】(15時20分-15時40分)
15時40分-17時30分 | モデレーター:岡田羊祐 競争政策研究センター所長・一橋大学大学院経済学研究科教授 |
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17時30分 | 岡田羊祐 競争政策研究センター所長 |
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講演資料(1) リオーダン教授〔英語・日本語〕(PDF:1,310KB)
講演資料(2) レイ教授〔英語・日本語〕(PDF:984KB)
コメント資料 土田教授〔日本語・英語〕(PDF:599KB)
公正取引委員会 競争政策研究センター事務局
(公正取引委員会事務総局 経済取引局総務課経済調査室)
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