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Oligopoly Competition with Reputation Manipulation

Oligopoly Competition with Reputation Manipulation

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「Oligopoly Competition with Reputation Manipulation」(2026年2月13日)
 安井佑太(高知工科大学経済・マネジメント学群講師、競争政策研究センター客員研究員)
 吉本久維(グラスゴー大学 アダムスミスビジネススクール上級講師、競争政策研究センター客員研究員)


概要

 隠れたレビュー操作は、供給寡占市場にどのような変化をもたらすか。価格競争と数量競争における評判の戦略的操作をモデル化する。各企業は自社製品の品質に関する内部情報を有しており、消費者は購入前にそれを推測する必要がある。消費者は各企業について、本物のレビューと操作された(偽の)レビューが混ざったレビューを観察するため、戦略的操作の対象となる。企業のレビュー操作はコストがかかっても、製品の評価を水増しし、消費者の支払い意欲を高め、企業の需要関数を上方シフトさせる可能性がある。内部情報を伴う線形戦略に焦点を当てることで、単純な均衡レビュー操作戦略を確立する。消費者がレビュー操作を合理的に推測する場合、期待価格と数量は操作が行われていない環境とは不変になり、激しい競争によって操作されたレビューの量が減少することを示している。さらに、操作されたレビューのシグナリング的役割により、期待消費者余剰が増加することを示す。対照的に、消費者が観察された評価が本物であると純粋に信じている場合、企業のレビュー操作行動の間に戦略的代替性が生じ、均衡寡占市場の結果はそれによって歪められる。素朴な消費者が存在し、激しい競争により操作されたレビューは増加し、消費者余剰を損なう可能性がある。

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