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平成30年5月18日 競争政策研究センター国際シンポジウムの開催について

平成30年5月18日 競争政策研究センター国際シンポジウムの開催について

 近年,IoTの普及やAIの高度化等を背景に,データを事業に利用することで,生産性の向上や消費者にとって最適なサービスが提供される可能性が増大している。一方で,特定のプラットフォーマーに大量のデータが集中し,当該事業者による行為を通じて競争者が排除されることや,企業が利用するアルゴリズム同士によるカルテル(デジタルカルテル)といった可能性も指摘されている。
 このような課題を踏まえ,今回のシンポジウムでは,ビッグデータやAIの活用が進み,ビジネスや競争環境に変化が生じている中で,競争政策上の課題とその解決の方向性について議論を行う。第1部では,IoTやAI等を通じて,大量のデータを獲得したプラットフォーマーによる支配的地位の濫用行為について,北米と欧州からの著名な経済学者・法学者による基調講演を行う。第2部では,これらの講演者及びコメンテーターを交えたパネル・ディスカッションを行う。AIやデータの活用が進む北米やプラットフォーマーに対する法執行が活発な欧州の経験を踏まえ,競争政策上の教訓やベストプラクティスを導き出すことは,意義ある試みといえよう。
 ※開催を終了いたしました。

1 日時・会場

タイトル 「ビッグデータとAIの活用がもたらす新しいビジネスと競争政策」
日  時 平成30年5月18日(金曜)13時30分~17時25分
会  場

イイノホール 東京都千代田区内幸町2-1-1(4階)
東京メトロ 日比谷線・千代田線 「霞ケ関」駅 C4出口直結
東京メトロ 丸ノ内線 「霞ケ関」駅 B2出口 徒歩5分
東京メトロ 銀座線 「虎ノ門」駅 9番出口 徒歩3分
地図

開催言語 英語⇔日本語 (同時通訳あり)
参加料 無料
主催者 公正取引委員会競争政策研究センター
共催者 公益財団法人公正取引協会,株式会社日本経済新聞社

2 プログラム

【開会の辞】
13時30分-13時40分 杉本和行 公正取引委員会委員長
【第1部】基調講演
13時40分-14時10分

テーマ:「Data Portability」
講演者:Joshua Gans教授 トロント大学

14時10分-14時40分

テーマ:「Big data and European competition policy」
講演者:Svend Albaek氏 欧州委員会競争総局副チーフエコノミスト

14時40分-15時10分

テーマ:「Competition Law, Online Markets and Offline Welfare Effects」
講演者:Ariel Ezrachi教授 オックスフォード大学

【第2部】 パネル・ディスカッション
15時40分-17時20分

モデレーター:岡田 羊祐 競争政策研究センター所長・一橋大学大学院経済学研究科教授
パネリスト:Joshua Gans教授,Svend Albaek氏,Ariel Ezrachi教授
コメンテーター:後藤 晃 競争政策研究センター顧問・東京大学名誉教授
(コメンテーターによるコメント:10分,パネル・ディスカッション:90分)

【閉会の辞】
17時20分-17時25分 岡田 羊祐 競争政策研究センター所長・一橋大学大学院経済学研究科教授

3 講演資料等

4 議事概要

講演概要(PDF:67KB)

問い合わせ先

公正取引委員会 競争政策研究センター事務局
(公正取引委員会事務総局 経済取引局総務課経済調査室)
電話 03-3581-1848(直通)
FAX 03-3581-1945
Eメール cprcsec-○-jftc.go.jp
(迷惑メール等防止のため,アドレス中の「@」を「-○-」としております。メール送信の際には,「@」に置き換えて利用してください。)

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