電力卸売分野に関する競争政策上の考え方について

平成30年2月20日
公正取引委員会事務総局

1　公正取引委員会では，平成28年4月の小売全面自由化後の電力市場において公正かつ有効な競争を確保するため，引き続き，独占禁止法違反行為に厳正かつ迅速に対応していくとともに，その未然防止に努めています。
また，電力市場における公正かつ有効な競争が着実に行われていくよう状況を注視し，必要に応じて，競争の在り方について検討を行っています。

2　今般，公正取引委員会事務総局では，平成30年2月20日に開催された経済産業省電力・ガス取引監視等委員会の第4回「競争的な電力・ガス市場研究会」において，添付資料のとおり，電力市場に関する最近の公正取引委員会の取組を紹介しつつ，電力卸売分野に関する競争政策上の考え方について意見表明を行いました。
研究会全体の議事及び配布資料については，以下の電力・ガス取引監視等委員会ホームページをご覧下さい。
http://www.emsc.meti.go.jp/activity/index.html#emsc_studygroup

3　今後とも，公正取引委員会としては，公正かつ自由な競争の促進の観点から，電力市場における競争の状況を注視するとともに，適切に対応してまいります。

添付資料

「競争的な電力市場のために」(事務総局発表資料)（PDF：92KB）