令和5年12月21日
公正取引委員会
公正取引委員会は、アドビ・インク(本社米国)及びフィグマ・インク(本社米国)が計画した統合(以下「本件統合」という。)について、独占禁止法第4章に規定する届出基準を満たさないものであったものの、買収に係る対価の総額が大きく、かつ、本件統合が国内の需要者に影響を与えると見込まれたこと(注)から、企業結合審査(以下「本件審査」という。)を行ってきたところ、令和5年12月18日に両社が本件統合に係る契約を解除したため、本件審査を終了した。
なお、当委員会は、本件審査の過程において情報収集を効率的・効果的に行うため、本件統合に関する第三者からの意見・情報募集を行った。
(注)「企業結合審査の手続に関する対応方針」(平成23年6月14日公正取引委員会)6(2)
【参考】本件の経緯
令和4年9月15日 アドビ・インクによる本件統合の公表
令和5年4月10日 本件統合に関する第三者からの情報・意見募集
(情報・意見の提出期限:令和5年5月9日)
令和5年12月18日 両社による本件統合に係る契約の解除
関連ファイル
(印刷用)(令和5年12月21日)アドビ・インク及びフィグマ・インクの統合に関する審査の終了について(78 KB)
問い合わせ先
問い合わせ先 公正取引委員会事務総局経済取引局 企業結合課
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