令和5年3月28日
公正取引委員会
公正取引委員会は、マイクロソフト・コーポレーション(法人番号8700150090374)(Microsoft Corporation。以下「マイクロソフト」といい、同社を最終親会社として既に結合関係が形成されている企業の集団を「マイクロソフトグループ」という。)及びアクティビジョン・ブリザード・インク(Activision Blizzard, Inc.。以下「アクティビジョン」といい、同社を最終親会社として既に結合関係が形成されている企業の集団を「アクティビジョングループ」という。また、マイクロソフトグループ及びアクティビジョングループを併せて「当事会社グループ」という。)の統合について、当事会社グループから独占禁止法の規定に基づく株式取得及び合併に関する計画届出書の提出を受け、審査を行った結果、一定の取引分野における競争を実質的に制限することとなるとはいえないと認められたので、当事会社グループに対し、排除措置命令を行わない旨の通知を行い、本件審査を終了した。
第1 本件の概要
本件は、当事会社グループが、株式取得及び合併によって、マイクロソフト及びアクティビジョンの統合(以下「本件行為」という。)を計画しているものである。
第2 本件の経緯
令和4年6月16日 本件行為に関する第三者からの情報・意見の募集(情報・意見の提出期限:令和4年7月15日)
令和5年3月10日 本件行為に関する計画の届出の受理(第1次審査の開始)
令和5年3月28日 排除措置命令を行わない旨の通知
第3 結論
公正取引委員会は、本件行為が一定の取引分野における競争を実質的に制限することとなるとはいえないと判断した(審査結果の詳細については別紙参照)。
関連ファイル
(印刷用)(令和5年3月28日)マイクロソフト・コーポレーション及びアクティビジョン・ブリザード・インクの統合に関する審査結果について(PDF:598KB)
問い合わせ先
公正取引委員会事務総局経済取引局企業結合課
電話 03-3581-3719(直通)
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