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令和4年4月20日付 事務総長定例会見記録

令和4年4月20日付 事務総長定例会見記録

[配布資料]

[発言事項]

事務総長会見記録(令和4年4月20日(水曜)13時30分~Web会議形式により開催)

消費者セミナーの開催募集について

 本日、私からは、消費者教育の一環として公正取引委員会が行っています消費者セミナーについてお話しいたします。
 独占禁止法の目的は公正かつ自由な競争を促進することですが、消費者の利益を確保することは、その究極の目的です。消費者セミナーは、こうした消費者の皆様に市場経済における競争の意義等について御理解いただこうということで開催しているものです。公正取引委員会から全国各地の消費者団体や消費生活センターに働きかけまして、消費者団体等が主催するセミナー等の各種会合に公正取引委員会の職員を派遣して開催しています。
 具体的には、例えば、消費者が自分で好みの商品やサービスを自由に選ぶことは、市場が円滑に機能するために重要であることや、事業者が自由に創意工夫をして、消費者に選ばれるような商品やサービスを開発したり、販売しようと競い合った結果、消費者に選ばれた事業者が成長していく、このような「市場における競争」が経済の繁栄と成長の基盤であるといった競争の意義をなるべく分かりやすく説明しています。
 また、最近では、携帯電話やデジタル・プラットフォームなど、市場における競争が、消費者利益に直結する分野を対象とした実態調査の結果についても紹介しています。
 消費者セミナーは、令和3年度では、全国で53件実施いたしました。対面だけでなく、オンラインでも対応しています。また、参加いただいた方々のうち、約9割の方々から市場経済の仕組みや企業間の競争について理解が深まったといった声をいただいております。
 公正取引委員会といたしましては、消費者セミナーを積極的に開催することで、より多くの消費者の皆さまに、市場における競争の意義や必要性などを理解していただけるよう、引き続き、力を入れていきたいと考えています。現在、消費者セミナーの開催を募集しているところです。消費者団体や消費生活センターに限らず、少人数の勉強会にも講師を派遣しています。各種会合の主催者の方で消費者セミナーに御関心があれば、お気軽に担当課であります官房総務課や各地方事務所・支所の取引課まで御連絡ください。
 私からは以上でございます。

質疑応答

 無し

以上

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