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令和4年3月23日付 事務総長定例会見記録

令和4年3月23日付 事務総長定例会見記録

[配布資料]

[発言事項]

事務総長会見記録(令和4年3月23日(水曜)13時30分~Web会議形式により開催)

「独占禁止法教室」について

 本日,私からは,「独占禁止法教室」についてお話しいたします。
 公正取引委員会では,将来,経済活動の担い手となる生徒・学生の皆さんに,競争の意義や必要性,独占禁止法の内容,公正取引委員会の役割等を理解してもらうことを目的として,全国各地の中学生,高校生,大学生等を対象に「独占禁止法教室」を開催しています。
 平成14年から行っている比較的歴史のある広報活動の一つでありまして,開催を希望する学校に職員を派遣する「対面授業」の方法に加えて,最近では,オンライン会議システムを使用して行う「オンライン授業」のほか,職員が説明する模様を収めた動画を視聴してもらうといった方法でも実施しています。
 令和3年度における独占禁止法教室の開催状況につきましては,本年2月末日時点で,中学校・高校が55校,大学・大学院が116校ですけれども,新型コロナウイルス感染症の影響により,令和3年度の実施件数の5割以上が,オンライン授業又は動画視聴の方法での開催となっています。
 対面で行う場合,中学生,高校生を対象とする授業では,お配りしております資料にありますような「シミュレーションゲーム」を実施しています。これは,ゲームを通じて,競争の重要性を理解できるよう工夫しているものであります。また,模擬立入検査も行っておりまして,公正取引委員会の業務に少しでも触れてもらえるようにしています。
 独占禁止法教室を受講した皆さんには,アンケートを実施しておりますけれども,多くの方々から,「市場経済の仕組みや企業間の競争について理解が深まった」,「公正取引委員会の活動に興味が高まった」といった評価をいただいております。
 現在,公正取引委員会では,新学期に向けて独占禁止法教室の開催を鋭意募集しているところです。学校関係者の方々には是非関心を持っていただきたいと思いますし,また,独占禁止法教室は取材可能の場合もございますので,担当課である官房総務課,又は各地方事務所・支所までお問い合わせいただければと思います。
 私からは以上でございます。

質疑応答

 無し

以上

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