[配布資料]
[発言事項]
事務総長定例会見記録(令和5年3月22日(水曜)13時30分~於官房第1会議室)
独占禁止法教室の開催について
本日は、公正取引委員会で随時開催している「独占禁止法教室」について、御紹介いたします。
公正取引委員会では、将来の経済活動の担い手となる全国各地の中学生、高校生、大学生等を対象に「独占禁止法教室」を開催しています。独占禁止法教室では、開催を希望する学校に職員を講師として派遣しまして、競争の意義・必要性、独占禁止法の内容、公正取引委員会の役割等を理解していただくための授業を行っています。
授業内容を少し御紹介しますと、中学生、高校生を対象とする授業では、お手元にお配りしている資料にありますような「シミュレーションゲーム」を通じて、競争の重要性を理解いただけるよう工夫しています。また、昨年7月に、うんこドリルとコラボレーションして作成した「日本一楽しい競争のルールドリル」を配布して授業を行うなど、新たな取組も行っています。
大学生向け独占禁止法教室では、独占禁止法の違反事例を題材として論点を検討したり、また、実態調査の結果を題材として競争政策の考え方を学んでいただいたりと、やや専門的な内容の授業も行っています。
令和4年度における独占禁止法教室の開催状況につきましては、本年2月末日時点で、中学校・高等学校が75校、大学・大学院が140校となっており、独占禁止法教室を受講いただいた皆様から、「市場経済の仕組みや企業間の競争について理解が深まった」、「公正取引委員会の活動に興味が高まった」といった評価をいただいています。
現在、公正取引委員会では、新学期に向けて独占禁止法教室の開催を鋭意募集しています。御関心がある方は、担当課である官房総務課、又は各地方事務所・支所まで御連絡いただければと思います。
私からは以上です。
質疑応答
無し
以上