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令和6年10月23日付け 事務総長定例会見記録

令和6年10月23日付け 事務総長定例会見記録

[配布資料]

ファイルダウンロード 新規ウインドウで開きます。(令和6年10月23日)有識者との懇談会及び「一日公正取引委員会」の開催についてpdfダウンロード(92 KB)

ファイルダウンロード 新規ウインドウで開きます。(別紙1)公正取引委員会事務総局の配置一覧pdfダウンロード(92 KB)

ファイルダウンロード 新規ウインドウで開きます。(別紙2)懇談会等開催一覧pdfダウンロード(92 KB)

ファイルダウンロード 新規ウインドウで開きます。(令和6年10月23日)高崎地区における有識者との懇談会及び 「一日公正取引委員会」の開催についてpdfダウンロード(1,131 KB)

[発言事項]

事務総長定例会見記録(令和6年10月23日(水曜)13時30分~於官房第1会議室)

有識者との懇談会及び「一日公正取引委員会」の開催について

 本日、私からは、全国各地で開催を予定しております有識者との懇談会、それから、一日公正取引委員会についてお話しします。
 まず、有識者との懇談会ですけれども、これは昭和47年以降、全国の主要都市において開催しているものでございまして、本年は11月19日から12月6日にかけて、全国9都市において開催いたします。懇談会では、公正取引委員会の委員や事務総長が、各地域の経済団体、消費者団体、学識経験者、報道関係者などの有識者の方々と意見交換を行い、競争政策への理解を一層深めていただくとともに、各地域の実情や公正取引委員会への御意見、御要望を幅広く承りたいと考えております。各都市の具体的なスケジュールにつきましては、配布資料の別紙2を御覧いただければと思います。
 さらに、委員及び事務総長が各地域を訪れるこの機会を生かしまして、委員及び事務総長が各地域の事業者の工場などを訪問して意見交換などを行いたいと考えております。
 先の臨時国会における石破総理の所信表明演説でも、「地方こそ成長の主役」という発言がありましたけれども、委員及び事務総長が各地域の有識者や事業者の方々の生の声をお伺いし、各地域の実情を肌で感じるといった取組を通じまして、各地域の実情を十分に踏まえた有効かつ適切な競争政策を推進していきたいと考えております。
 次に、「一日公正取引委員会」についてお話しします。公正取引委員会では、事務所などが置かれていない地域にお住まいの方々にも公正取引委員会の活動を身近に感じていただけるよう、「一日公正取引委員会」という名称で出張事務所を開設して、独占禁止法や下請法などのPR活動や、事業者や消費者の方々からの御相談を受け付けるといった取組を行っております。毎年度、全国8都市で開催しておりまして、今年度につきましては、既に10月10日に盛岡市で開催しており、本局管内では、12月6日に群馬県高崎市で開催をいたします。このほか11月5日から8日にかけて松江市、それから11月20日に北海道函館市及び京都市、それから12月3日に津市、12月2日から6日にかけて鹿児島市、開催日は未定ですけれども、徳島市において開催する予定であります。
 「一日公正取引委員会」の具体的な内容につきましては、お手元に配布しております高崎市における一日公正取引委員会の資料に沿って説明をいたします。高崎市の一日公正取引委員会では、下請法の基礎知識を習得していただくための下請法基礎講習会、地方公共団体などの発注担当者向けの入札談合等関与行為防止法研修会を行うとともに、本年11月1日から施行されるフリーランス・事業者間取引適正化等法の内容についての説明会を行います。本法は、現在、施行のための準備を進めておりますけれども、新規立法である本法の普及啓発は極めて重要であります。説明会では、同法の普及啓発担当者から法律の条文を単に解説するのではなくて、丁寧に本法のポイントをお伝えしたいと考えております。
 このほか、消費者の方々を対象に、独占禁止法や公正取引委員会の活動を分かりやすく説明する消費者セミナーや、独占禁止法講演会などの実施を予定している事務所もございます。
 なお、懇談会を開催する全国9都市のうち、北海道函館市、群馬県高崎市、京都市及び鹿児島市の4都市においては、独占禁止法や下請法などのPR活動、事業者や消費者の方々からの御相談の受け付けなどを行う一日公正取引委員会を同時開催する予定であります。
 また、有識者との懇談会及び一日公正取引委員会については取材も可能となっておりますので、報道機関の皆様には是非関心を持って見ていただければと思っております。公正取引委員会といたしましては、この懇談会や一日公正取引委員会の取組を通じまして、競争政策や公正取引委員会の活動に対する国民の皆様方の理解を深め、身近なものとして考えていただけるようにしたいと考えております。
 私からは以上です。

質疑応答

(問) 有識者との懇談会について、各地域で共通して意見交換するテーマのようなものがあるのかどうか、教えてください。
(事務総長) 時節柄もございますし、これまでの公正取引委員会の取組もございますので、特に価格転嫁の問題、あるいは地方で話題になっているような問題につきまして、幅広く御意見を聞いてみたいと考えております。特に価格転嫁につきましては、労務費の転嫁状況などについて関心を持って見ていきたいと考えております。
(問) 事業所の工場に赴いて意見交換するということですが、これも同じようなテーマと考えてよろしいでしょうか。
(事務総長) これは、例えば生産の現場に赴いて、実際に工場の中身や生産の過程、ビジネスの実情などについて、いろいろと我々自身の知見を深めていきたいということもございますし、それぞれの業種などに応じた実情についてお話を聞いて意見交換をするといった機会も設けてみたいと思っております。

以上

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