[配布資料]
なし
[発言事項]
事務総長定例会見記録(令和6年11月13日(水曜)13時30分~於官房第1会議室)
「変革の時代における競争政策セミナー」の開催について
本日は、「変革の時代における競争政策セミナー」の開催についてお話しいたします。デジタル経済の進展、グリーン社会の実現などの時代の変化を踏まえ、公正取引委員会における競争政策の企画立案や法執行の具体的な内容について、企業向けに分かりやすく説明、周知する重要性がこれまで以上に高まっております。
そこで、このたび、経済産業省の協力を得て、企業の経営者、経営企画部門、法務部門などを対象といたしまして、競争政策の最新の動向について説明する「変革の時代における競争政策セミナー」を共同開催することといたしました。
11月26日の第1回セミナーにおきましては、フリーランス・事業者間取引適正化等法、改定グリーンガイドライン、スマホソフトウェア競争促進法の三つをテーマといたしまして、当委員会の担当管理職などが説明を行います。
本セミナーにつきましては、今後も継続的に開催していく予定であり、企業の関係者の皆様方に幅広く御参加いただければと考えております。本件の担当は、経済取引局総務課となります。
私からは以上です。
質疑応答
(問) セミナーについて、企業の方々に向けて、フリーランス新法について説明して、企業が法律に違反しないようにする、若しくはスマホ新法であれば、自らが法律に違反するというよりは、自社が被害者になるかもしれないという認識について勉強するという認識でよいでしょうか。このセミナーの主な趣旨について教えてください。
(事務総長) 公正取引委員会の観点からいたしますと、いわゆるアドボカシー活動ということになろうかと思います。競争政策のアドボカシーを更に推進したいと考えておりますので、最近デジタル分野やグリーン分野におきまして、経済産業省と連携して具体的な取組を行う機会も増えてきていることもございまして、当委員会による競争政策のアドボカシー活動と経済産業省の企業向け周知活動において、軌を一とした取組が可能であるということも考えております。
また、企業の担当者の方々に訴求するに当たりまして、双方の共同開催とすることに一定の意義があると考えまして、今回のセミナーの開催に至ったということでございます。
以上