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平成24年2月15日付 事務総長定例会見記録

平成24年2月15日付 事務総長定例会見記録

 [配布資料]

 [発言事項]

事務総長会見記録(平成24年2月15日(水曜)13時30分~ 於 官房第1会議室)

国際シンポジウムの開催について

 (事務総長)
 本日,私からは,国際シンポジウムの開催についてお話ししたいと思います。
 公正取引委員会の競争政策研究センター(CPRC)は,来る3月9日の金曜日に,「カルテル・談合の経済分析と独占禁止法」というテーマで,日本経済新聞社との共催によりまして,渋谷区の国際連合大学を会場として国際シンポジウムを開催することとしております。
 シンポジウムでは,講演者として,カルテル・談合規制の経済分析に精通する著名な経済学者の方々をお招きしております。アメリカからは,ロバート・ポーター・ノースウエスタン大学教授,欧州からはカイ-ウーヴェ・キューン欧州委員会競争総局チーフエコノミスト,この方はミシガン大学教授でもあります。また,CPRCの主任研究官であります大橋・東京大学大学院准教授のお三方が講演を行うほか,コメンテーターとしてジョーンズ・デイ法律事務所の宮川弁護士に参加していただきます。
 シンポジウムの第1部では,3名の専門家の方から,カルテルや談合規制における経済学的な考え方や経済分析の活用の可能性や課題などについて講演していただきまして,第2部では,講演者とコメンテーターを交えましてパネルディスカッションを行うこととしております。
 今回のシンポジウムでは,カルテル・談合規制における経済学的な考え方や経済分析の活用ということについての研究成果を御紹介いただきまして,カルテル・談合規制において経済分析が実務で活用される可能性や,活用に当たっての課題について議論が行われることを期待しております。
 なお,競争政策研究センター(CPRC)におきましては,「カルテル規制における経済分析の活用」というテーマで,どのような産業でカルテルが発生しやすいかといった研究を行いまして,先日,その研究成果をセンターのホームページに公表したところです。
 シンポジウムに参加を希望される方は,競争政策研究センターのホームページなどからお申し込みいただくことができます。締切りは3月1日を予定しておりますが,先着順ですので,定員300名程度に達した段階で締め切らせていただきたいと思います。関心のある方は御参加いただければ,大変有り難いと思います。
 私からは以上です。

 [質疑応答]

 (問) 後藤委員の任期が今週までだと思います。人事案件ですので国会の審議次第でしょうが,後任の見通しを教えていただけますか。

 (事務総長) 後藤委員は,今月,2月17日が任期となっております。公正取引委員会の委員は,内閣総理大臣が国会の同意を得て任命するということになっておりまして,本日,政府から国会へ候補者の提示が行われたものと承知しておりますが,これは人事のことでして,国会で今後御審議いただくことですので,これ以上のコメントは差し控えさせていただきたいと思います。

 (問) 早ければ何日ぐらいという見通しですか。

 (事務総長) 国会で御審議いただくことなので,日程は申し上げることはできませんが,私どもとしては,国会の御理解を賜って,速やかに総理大臣から任命していただければと思っております。

 以上

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