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四国支所先輩の声

四国支所先輩の声

四国支所で採用された先輩職員に話を聞いてみました!

【係員】平成31年4月入局 総務課係員 松山孟史

公正取引委員会を志望した理由

 就職活動をする前は,公正取引委員会について,学校で名前を聞いたことがある機関といったような程度の認識で具体的に何を行っているのか大して理解していませんでしたが,実際に職員の方から,業務内容を聞いている間に興味を持ちました。
 また,官庁訪問では,様々な職員の方との面接を通し,職場の雰囲気やどのような人が働いているのかを知ることができたので,自分自身が働いているイメージを持ちやすく,ここで働いてみたいという気持ちが強くなり志望しました。

これまでの業務経験を振り返って

 総務課では各手当の認定,物品の購入や管理,外部からの相談対応,出前教室などの業務を担当させてもらっています。地方事務所の総務課は,これらさまざまな業務を通し,幅広く当委員会の業務内容を知ることができます。どこの職場でも同じだと思いますが,最初は忘れないようにメモを取り,覚えることに必死だった記憶があります。
 また,中学生向けの出前教室では上司と共に,一年目の職員でも講師を務めます。最初に講師を務めた際は本当に緊張しました。

公取委で働くことの魅力,やりがい

 比較的人数の少なく,採用者の数も少ないということもあり,風通しが良く,一年目でも重要な業務を任せてもらえます。一人一人が担う業務の責任は大きくなりますが,上司や先輩方が手厚くサポートしてくださったり,気にかけてくださるので,仕事が進めやすい環境にあります。

志望する方へのメッセージ

 皆さんの生活に直接関わっているような仕事ではないので,一見,何を行っているかイメージしづらい官署かもしれませんが,競争促進を通して社会に貢献できるやりがいのある職場です。
 また,他の国の行政機関のように,管轄区域内に出先機関は無く,四国であれば高松市にしか事務所がないので,比較的異動が少ないことも当委員会地方事務所のアピールポイントだと思います。独占禁止法や経済学を学んでいてもいなくても,自分の専攻分野に関係なく,少しでも興味を持ってくれたのなら,説明を聞きに来てもらえれば嬉しいです。皆さんと働くことができるのを楽しみにしています。

【係長】平成20年4月入局 総務課経済係長 北尾文兵 

公正取引委員会を志望した理由

 公正取引委員会について,名前を聞いたことがある程度で,仕事の内容までは知りませんでした。しかし,官庁訪問の際に,公正取引委員会が,独占禁止法を運用し,自由な経済活動が公正に行われるよう,市場や経済の動き,事業者の活動を監視し,違反行為を発見した場合には厳しく取り締まることにより消費者の利益を守っていることを知り,公正取引委員会の仕事に魅力を感じました。また,小規模でアットホームな職場であると聞き,そのような職場で働きたいと思い,公正取引委員会を志望しました。

これまでの業務経験を振り返って

 審査課では,係長になって間もなく,ある談合事件において,立入検査時の電子証拠収集及び事情聴取の主任官を経験しました。必要な証拠を漏れなく収集することができるのか,事件関係者から聴きたい内容を話してもらうことができるのかとても不安でしたが,周囲の方に助けてもらい,無事に終了したときの達成感は忘れられません。
 現在は,経済係長として,独占禁止法の相談受付や企業結合審査等を担当しています。企業結合審査では,株式取得や合併等の企業結合を計画している会社から事前に届出のあった事案について,届出会社,競争業者等から話を聞き,競争が制限されることとならないか審査します。審査した事案が,企業の経済活動に影響を及ぼしていると考えると,とてもやりがいを感じます。

公取委で働くことの魅力,やりがい

 公正取引委員会について,多くの方は,独占禁止法に違反する疑いがある会社に立入検査を行い,収集した証拠物を分析し,違反行為が認められた場合には厳しい措置を採っているというイメージを持っているのではないでしょうか。
 公正取引委員会では,デジタル・プラットフォーム事業者,飲食店ポータルサイト,共通ポイントサービス等の様々な事業分野の実態調査を行い,競争政策上問題となるおそれのある取引慣行を指摘し,自主的な改善を促しているほか,政府規制の問題点等について,競争政策の視点から調査・検討し,積極的に規制改革を働きかけています。このように,公正取引委員会は,事件審査業務だけではなく,政策立案業務も行っており,この両方の業務に携わることができます。
 また,公正取引委員会は,所管業種を持っておらず,全ての業種の商品やサービスを対象に業務を行っていますので,様々な事業分野の実態を知ることができます。

志望する方へのメッセージ

 学生時代に法律や経済について全く勉強したことがなくても心配ありません。公正取引委員会に少しでも興味のある方は,気軽に業務説明会や参加官庁訪問に参加してみてください。実際に職員から様々な話を聞くことで,職場の雰囲気や,公正取引委員会の仕事の魅力が分かると思います。

【課長】平成4年4月入局 審査課長 柏木智宏

公正取引委員会を志望した理由

 「市場の番人」。私が学生の頃,就職活動をする際に調べた公正取引委員会のことを例える,そんな言葉に心を惹かれました。そして,調べれば調べるほど公正取引委員会が私たちの日常生活に深く関わっていることを知りました。番人というと怖いイメージがあるかもしれませんが,スポーツでいえば審判ということです。皆さんが安くて質の良い商品を買えるようにするために,会社間のルールを定め,そのルールが守られるように審判を務める,そんな仕事に興味を持って公正取引委員会を志望しました。

これまでの業務経験を振り返って

 違反事件を立証するためには,会社への立入検査に始まり,担当者からの事情聴取を行い,物証や供述を集めて違反行為を立証していきます。まだ私が係長になったばかりの20代後半の頃に,100社を超える会社を対象とした談合事件を調査した際には,数か月にわたり,毎日のように事情聴取を行ったことがあります。担当者の事情に耳を傾け,事実関係を慎重に洗い出し,調査に費やす労力は決して小さくありませんでしたが,一つ一つの証拠を積み重ねた末に措置が採られ,世間に公表されたときにはそれまでの苦労を忘れさせてくれるような達成感を得られました。

公取委で働くことの魅力,やりがい

 公正取引委員会の仕事は,プラットフォーマーと呼ばれる巨大IT企業の反競争行為から,町の中小企業に対する下請いじめの問題まで,その対象は幅広いものとなっています。そして,日々変化する経済活動に対応するため,公正取引委員会は組織や制度のアップデートを重ねており,その存在意義は年々大きくなっています。時代とともに変化していく仕事に飽きる暇などありませんし,それに対応するために常に自己研鑽が求められますので,非常にやりがいを持って仕事に取り組むことができます。
 また,職員のワークライフバランスの推進に積極的な職場であり,テレワークやフレックスタイム制を活用しやすい職場ですので,生活環境に合わせて多様な働き方を選ぶことが可能です。

志望する方へのメッセージ

  公正取引委員会は決して大きな組織ではなく職員の数も他官庁に比べれば少ないと思います。しかし,それだけに各人に求められる仕事の役割は大きく,若い人の意見でも取り上げられる風通しの良い職場なので,自分の能力を発揮できるチャンスに恵まれている職場といえます。そんな若い熱意や能力を活かせるやりがいのある職場で一緒に働いてみませんか。

問い合わせ先

〒760-0019
高松市サンポート3-33
高松サンポート合同庁舎南館8階
公正取引委員会事務総局近畿中国四国事務所四国支所
担当 総務課総務係
電話番号 087-811-1750

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