1 日時

 平成22年6月14日(月曜)14時00分~15時00分

2 場所

 中央合同庁舎第6号館B棟11階 公正取引委員会官房第2会議室

3 出席者

 (委員)小西委員長,田中委員,田辺委員

4 議事概要

(1)審議対象

 平成22年度の重要な調達案件

(2)審議内容

 平成22年度の重要な調達案件について事前審査及び事後報告が行われたところ,審議内容は別紙のとおりである(事前審査の対象となった調達案件については,入札公告前であるため審議内容の記載は省略。)。
 なお,事後報告の対象となった調達案件については,通常の契約監視の審議を兼ねている。

別紙 重要な調達案件の審議内容について

意見・質問 説明・回答
1 公正取引委員会LANシステム運用支援業務一式について(一般競争入札)
・ 前年度の契約金額に比較して今年度はかなり安くなっているが,理由は何か。
・ 昨年度まではLANシステムを構成する各システムを分けて別々に調達していたため,当該システムを構築した業者しか入札に参加しなかったが,今回は仕様を見直すことで一括調達が可能になり,入札の結果,より実質的な競争が生じ,安くなったものである。
・ 毎年,入札を行うと,そのたびに運用支援業者が替わり,情報システムの管理者にとっても不便な点もあるだろうから,複数年契約にすることも検討する必要があるのではないか。 ・ 毎年,運用支援業者が代ってしまうので,コミュニケーションがとりづらい点はあるが,LANシステムは様々なシステムから構成されており,毎年,いくつかのシステムの更新を行い,それに伴い,運用支援の対象となるシステムの範囲も追加又は削除する必要があるので,現状では複数年契約は難しい。
 また,複数年契約が経済性の面から合理的といえるかどうかわからない。
2 平成22年度自動車運行管理委託契約について(一般競争入札)
・ 調達に問題はないと考えるが,11台のうち4台についてはなぜ外部に委託していないのか。 ・ 4台については行(二)の職員4名が担当しており,これらの職員の定年退職を待って,順次,委託に切り替えていく。
・ 現在の契約は,運転手の派遣だけの契約であるが,自動車のリースを含めて契約する方法もあるのではないか。 ・ リースにすれば,予算の平準化ができるが,総額でみれば,リースより購入の方が安くなる。本件では,購入しても予算に悪影響を及ぼすボリュームではないので,自動車の購入時期の平準化に努めながら購入を行っているものである。したがって,自動車のリースを含めた自動車の運行管理業務を委託する予定はない。
3 ICNカルテルワークショップ会場の供用業務等について(一般競争入札)
・ 10月の会議の調達案件について8か月も前の2月に入札を行ったにもかかわらず,入札参加者が1社しかなかったのはなぜか。 ・ 本件会議がOECDの会議などの関係から国際会議の繁忙期である10月になってしまったこと,ホテルの契約は随意契約で締結されることが多いため,入札参加資格を取得していホテルが少なかったことが理由として考えられる。
・ なぜ本件調達を一般競争入札で行ったのか。 ・ できるだけ価格を安く抑えたかったこと及び競争性を確保した調達を目指したことから,一般競争入札による調達を行った。
・ 仕様に場所の制約があるが,なぜ場所を限定したのか。 ・ 庁舎からの移動に便利な東京23区と,移動の便に加え,国際会議の実績が多い横浜市に限定したものである。
・ 仕様に宿泊施設のキャパシティについて条件を付けなかったのはなぜか。 ・ 開催時期に会場が確保できるならば,宿泊のキャパシティも十分確保できるであろうと予測した。条件を増やさないよう,仕様にはあえて含めなかった。

関連ファイル

ページトップへ