令和８年１月30日　第２回デジタル競争グローバルフォーラム；協調、イノベーション、そして成長のための政策形成及び法執行

１　開催趣旨

　スマートフォンが急速に普及し、国民生活や経済活動の基盤となる中で、スマートフォンの利用に特に必要なソフトウェア（モバイルOS、アプリストア、ブラウザ、検索エンジン。これらを総称して「特定ソフトウェア」といいます。）について、セキュリティの確保等を図りつつ、競争を通じて、多様な主体によるイノベーションが活性化し、消費者がそれによって生まれる多様なサービスを選択できその恩恵を享受できるよう、競争環境の整備を行うため、スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアに係る競争の促進に関する法律、いわゆるスマホソフトウェア競争促進法が、令和６年６月19日に公布され、令和７年12月18日に、全面的に施行されます。 　
　スマホソフトウェア競争促進法が全面施行されるに当たり、各国当局との国際連携を強化するとともに、今後のデジタル市場における規制に関する議論を我が国がリードしていくほか、関係事業者等への周知・啓発を図る観点から、本グローバルフォーラムでは、「共通課題の克服と協力の醸成」、「未来への投資～プラットフォーム型経済において中小事業者がいかに成長するか」、「原則から実践へ～未来に適合する競争政策」に関するパネルディスカッションに、欧州、米国、英国、豪州に加えてインド等の海外当局職員や学識経験者、実務家のほか関係事業者や団体にも参加していただき、広く多様な議論を行っていただきます。 　
　なお、本フォーラムの前日には、各国当局スタッフの間で最近の活動状況や今後の課題等について、率直な意見・情報交換を行っています。

２　日時・会場

11時30分～13時00分   パネルディスカッション②       

テーマ	未来への投資～プラットフォーム型経済において中小事業者がいかに成長するか
パネリスト	笠松　航平　ヴァスコ・ダ・ガマ法律会計事務所 パートナー弁護士/カリフォルニア州弁護士 Gunnar Kallfass　 Head of the General Policy Division, Bundeskartellamt （その他、調整中）

13時00分～14時30分   休憩       

14時30分～15時55分   パネルディスカッション③       

テーマ	原則から実践へ～未来に適合する競争政策
パネリスト	池澤　大輔　公正取引委員会事務総局経済取引局総務課デジタル市場企画調査室長 滝澤　紗矢子　東京大学 大学院法学政治学研究科附属ビジネスロー・比較法政研究センター 教授 Felicity Day　 APAC Lead, Competition Advisory, Google Antonio Capobianco　 Deputy Head of the Competition Division, OECD （その他、調整中）

15時55分～16時00分   閉会の挨拶       

閉会の挨拶	青木　玲子　公正取引委員会委員

４　講演資料 

後日掲載予定