第22回年次総会(バルセロナ) 2023年10月18日~20日
概要
2023年10月18日から同月20日にかけて、バルセロナ(スペイン)において、第22回年次総会が開催されました。本総会には約100の国・地域から、競争当局職員のほか、民間の弁護士等のNGA(国際機関、弁護士、エコノミスト等の非政府アドバイザー)を含めて約400名が参加しました。
各作業部会においては、以下のテーマに沿って議論を行いました。
作業部会 |
テーマ |
---|---|
カルテル作業部会 |
ICN30周年に向けたカルテル執行の変革:現在の動向と今後の課題 |
企業結合作業部会 |
デジタル分野における企業結合 |
単独行為作業部会 |
単独行為事件をめぐる課題 |
アドボカシー作業部会 |
アドボカシーツールキットの再考 |
当局有効性作業部会 |
将来を占う:我々は何を見て、どのように優先順位を選択するか |
公正取引委員会からは、青木委員ほかが出席しました。青木委員は、単独行為作業部会の全体会合において、当委員会が作成を主導したICN報告書で記載した単独行為事案における課題の一部を紹介しました。
また、ICN及び世界銀行が主催した、アドボカシー活動のコンテストにおいて、当委員会の「包括的な競争政策上の取組を通じたGX支援」が優勝し、青木委員が当委員会を代表して表彰を受けました。 さらに、各作業部会の分科会にて、吉川取引調査室長、島袋国際課企画官等がモデレーター又はスピーカーとして、当委員会の経験を共有する等の貢献を行いました。
写真