カルテル作業部会
概要
カルテル作業部会は,反カルテル執行における国内的及び国際的な諸問題に対処することを目的として設置された作業部会です。同作業部会には,ハードコア・カルテルの定義等の基本的な概念について検討を行う一般的枠組みサブグループ及び個別の審査手法に関する情報交換等を通じてカルテルに対する法執行の効率性を高めることを目的とした審査手法サブグループが設置されています。
公正取引委員会は,一般的枠組みサブグループにおいて,アジア太平洋地域に所在する競争当局向け電話セミナーを主催するほか2016年度に「カルテル事案における制裁金の設定」に関する報告書の改訂作業を主導しました。また,審査手法サブグループにおいては,2015年度に「非秘密情報の交換を促進するためのフレームワーク」の設立を主導し,その運用を行っています。「非秘密情報の交換を促進するためのフレームワーク」の概要については,こちら(英語)から御覧いただけます。
カルテルワークショップ
直近10年のカルテルワークショップの開催状況は,以下のとおりです。最近のワークショップについて,テーマをクリックすると,その概要を御覧いただけます。
年月日 |
開催地 |
テーマ |
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2021年 |
ハイブリッド(リスボン〔ポルトガル〕) |
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2019年 |
フォス・ド・イグアス(ブラジル) |
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2018年 |
テルアビブ(イスラエル) |
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2017年 |
オタワ(カナダ) |
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2016年 |
マドリード(スペイン) |
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2015年 |
カルタヘナ(コロンビア) |
国際カルテルに対する制裁措置における協力と収れん |
2014年 |
台北(台湾) |
カルテルと闘うための国際協力の強化 |
2013年 |
ケープタウン(南アフリカ) |
効果的なカルテル失効に対する障害への対処 |
2012年 |
パナマシティ(パナマ) |
グローバルなカルテル審査の強化 |
2011年 |
ブリュージュ(ベルギー) |
カルテルとの闘いの有効性を高める |
2010年 |
横浜(日本) |
カルテルに対する効果的な探知,審査及び処分 -当局のリソースを最大限活用するために- |
2009年 |
カイロ(エジプト) |
過去に学び,現状を共有し,将来を形作る |