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2018年10月

EU

欧州委員会は,BMW,ダイムラー及びフォルクスワーゲングループが排気物質除去技術に関する共謀を行っている疑いがあるとして正式審査を開始したことを公表

2018年9月18日 欧州委員会 公表
原文

【概要】

 欧州委員会は,BMW,ダイムラー及びフォルクスワーゲングループ(フォルクスワーゲン,アウディ,ポルシェ)が,EU競争法に反して,ガソリン車及びディーゼル乗用車の排気物質を除去する技術の開発及び販売に関する競争を回避するために,共謀している疑いがあるとして,詳細審査を開始したことを公表した。
 2017年10月に,欧州委員会は,乗用車の技術開発に関するメーカー間の共謀の可能性があるとする初動調査の一環として,BMW,ダイムラー,フォルクスワーゲン,アウディの事業所を調査した。
 欧州委員会の詳細調査では,BMW,ダイムラー,フォルクスワーゲン,アウディ及びポルシェのいわゆる「5社サークル」が,自動車が排出する有害な排気物質を制御する技術の開発及び販売を議論する会合に参加したことを示す情報に特に焦点を当てている。
 とりわけ,欧州委員会は,5社サークルが欧州経済地域において販売される乗用車に用いられる,以下の排気物質コントロールシステムの開発及び販売の制限について共謀していたかどうかを評価している。

  ・ディーゼルエンジンの乗用車から排出される有害な酸化窒素を減らすための選択式触媒還元(SCR)システム
  ・ガソリンエンジンの乗用車から排出される有害な微粒子物質を減らすためのオットー微粒子捕集フィルター

 詳細審査は,5社サークルによる行為が,技術開発の制限及び抑制に係る合意等,カルテル及び事業活動の制限を禁止しているEU競争法に違反しているかどうかを確定させることを目的としている。
 現段階において,欧州委員会は,これらの当事者が行政上の規制テストの不正のために違法なディフィートデバイス(注:排気ガス検査の時だけ有害な排出物質を減らす装置)の使用に関連する相互調整をしたことを示す証拠を有していない。
 欧州委員会は,最優先の案件として当該詳細調査を開始したが,これは最終的な結果を予断するものではない。
 
当事者間で話し合われた他のトピックス
 欧州委員会の正式調査は,上記のとおり排気物質コントロールシステムのみを懸念の対象としている。こうしたシステムは,「5社サークル」で話し合われた事項の一部であり,この他にも,自動車部品に関する共通の品質条件,共通の品質検査方法,市場で販売されている自動車モデルに関する情報交換等,非常に多くのトピックスが話し合われた。また,「5社サークル」は,幌が開閉できるオープンカーの最高速度やクルーズコントロール(注:自動車を自動的に一定の速度に保つ装置)が機能する最高速度についても話合いをしていた。さらに,5社サークルの協力関係は,衝突実験及び衝突実験用の人形の分野にまで及んでいる。こうした分野においては,自動車会社は,自動車の安全のための検査方法を改善するために,高度な専門技術及び開発への取組みに共同出資している。
 現段階において,欧州委員会は,「5社サークル」内のこのような話合いが,更なる調査を必要とする反競争的行為を成しているとする十分な証拠を有していない。欧州競争法は,生産品質の改善を目的とする技術協力を行う余地を認めているところ,欧州委員会による本件の詳細調査は,技術開発を制限し,また,技術装置の販売を妨害している疑いのある特定の協力に関連したものである。

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