米国

司法省,連邦地方裁判所のApple判決に対する声明を公表

2013年7月10日 司法省 公表

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【概要】

 Bill Baer司法省反トラスト局長は,Appleが大手出版業者と共謀することにより電子書籍の価格を上昇させ,電子書籍の小売業者の価格競争の自由を奪っていた行為が,シャーマン法第1条に違反するとのニューヨーク南地区連邦地方裁判所の判決に対し,概要以下のとおり声明を公表した。

この結果は,電子書籍による読書を選好する数百万人に上る消費者の勝利である。

ニューヨーク南地区連邦地方裁判所は,Appleの幹部が大手出版社5社(Hachette,HarperCollins,Macmillan,Penguin及びSimon & Schuster)との共謀を主導し,電子書籍の価格を上昇させたとする司法省及び全米33州の司法長官の主張を支持した。Appleが主導して共謀した結果,共謀した出版社の電子書籍の価格が平均して18%上昇したが,ニューヨーク南地区連邦地方裁判所の判決と大手出版社5社との以前の和解によって,消費者は再び電子書籍の小売価格の競争から利益を得て,電子書籍をより安価で購入することができる。

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