米国

司法省,自動車関連部品に係る価格カルテルに関して,小糸製作所が有罪答弁に同意した旨公表

2014年1月16日 司法省 公表

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【概要】

 司法省は,自動車関連部品に係る反トラスト法違反について,小糸製作所(東京)が,米国その他の地域で販売される自動車に組み込まれる照明機器及びバラスト(注)に係る2つの価格カルテルに関与していたことを認め,有罪答弁に同意するとともに,総額5660万ドルの罰金を支払うことに同意した旨公表した。
(注)バラストとは,自動車用ヘッドランプの光源である高輝度の光を発生させる電気アークを制御するため用いる電流調節装置。
 同社は,遅くとも1997年6月から2011年7月頃にかけて,他の共謀者とともに,照明機器に係る価格カルテルを行い,遅くとも1998年7月から少なくとも2010年2月にかけて,他の共謀者とともに,バラストに係る価格カルテルを行っていた。
 自動車関連部品に係る価格カルテルについては,これまで法人24社が起訴されている。24社が支払に同意した罰金の総額は18億ドル以上である。また,個人26名が起訴されている。

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