公正取引委員会を志望される皆さんへ
私たちは、公正取引委員会が直面する政策課題に対し、バランス感覚を持ちつつ、様々な分野に興味を持って取り組んでいける好奇心旺盛な人材を求めています。また、審査部門に限らず、多くの分野の方と接する機会の多い業務ですので、相手の考えを的確に把握した上で、自分の考えを理路整然と説明し、人に理解してもらえるコミュニケーション能力の高い人材も必要としています。
経済活動のグローバル化が進展する中、日本経済を活性化していくためには、市場における公正かつ自由な競争のルールに基づく競争政策の積極的な展開を図ることが重要となっています。競争政策を積極的に推し進めることは、消費者・ユーザー企業にとって利益となるだけでなく、競争を通じた切磋琢磨の中から企業の成長が期待され、経済全体にとっても長期的な利益となるものです。
また、技術革新や規制改革の進展により、様々な新しい商品・サービス・販売手法などが次々と生み出されており、様々な産業における問題に取り組んでいく必要があります。
競争政策に従事する公正取引委員会の職員は、個々の産業の事情のみにとらわれず、広い視野を持ち、我が国経済全体の効率化・活性化に向けて業務を遂行していくことが、国民から強く期待されているのです。
中部事務所は、公正取引委員会の地方機関として、愛知、岐阜、三重、静岡、石川及び富山の東海・北陸6県を管轄し、独占禁止法や下請法等に係る事件調査・相談対応、地域の実情を踏まえた普及・啓発活動といった競争政策を推進する様々な活動を行っているところ、私たちは、様々な能力を持った方々に明日の競争政策を担っていただきたいと考えています。人物本位の採用を行って、幅広い人材が競争政策に参画できるようにしていきます。
中部事務所職員の声
中部事務所で働く先輩職員に仕事内容や経験談について聞いてみました!
採用内定までのプロセス
国家公務員試験受験 → 官庁訪問(中部事務所) → 内定
公正取引委員会事務総局の職員として採用されるためには、人事院の実施する国家公務員採用試験に合格する必要があります。
しかし、採用試験に合格したからといって、皆さんの志望する官庁に採用されるわけではありません。採用試験に合格し、各省庁の採用面接に受からなければ希望省庁には入ることはできないわけです。そのためには、志望する官庁がどういうところか十分に知っておく必要があります。
公正取引委員会を志望する皆さんについても、実際に公正取引委員会で働いている職員と直接対話をし、公正取引委員会の業務や職員の生活などについて十分に知っていただくために、中部事務所への「官庁訪問」を受け付けています。「官庁訪問」は,皆さんが公正取引委員会のことを知る良い機会であると同時に、採用担当者にとっても、どういう人が公正取引委員会に興味を持ってくれているのかを知り、また、公正取引委員会がどういうところかをPRする良い機会でもありますので、たくさんの人が訪問してくれることを願っています(官庁訪問については、以下の「官庁訪問情報」に最新の情報を掲載します)。
公正取引委員会は内閣府の外局となっていますが、採用は公正取引委員会が独自に行います。「官庁訪問」、「業務説明会」などの日程については、できるだけこのページでお知らせするようにします。
採用実績(公正取引委員会事務総局全体)
H31 | R2 | R3 | R4 | R5 | R6 | |
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総合職 | 6 (3) |
6 (3) |
7 (3) |
6 (2) |
9 (5) |
8 (3) |
一般職(大卒程度) | 13 (5) |
12 (7) |
14 (6) |
19 (9) |
13 (7) |
31 (21) |
(注) ( )内は女性の数で内数