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近畿中国四国事務所採用職員インタビュー

近畿中国四国事務所採用職員インタビュー

近畿中国四国事務所採用職員インタビュー 

 近畿中国四国事務所(大阪市)で採用され、現在同事務所で活躍中の職員に、業務のことや職場の雰囲気などを聞いてきました!


姫木 功泰

近畿中国四国事務所総務課 内閣府事務官【令和4年度4月入局】

 令和4年4月 近畿中国四国事務所第一審査課

 令和5年4月 同事務所総務課


公取に入ったきっかけ
 独占禁止法や競争政策という方法で、事業者が公正で自由な競争を行うための環境作りを促進することができるという点に魅力を感じ、公正取引委員会を志望しました。
 また、公正取引委員会が行う業務の中には、大学で専攻していた経済学の知見が活用されているものがあり、そのような業務に携わりたいと考えたことも志望理由の一つです。

現在行っている業務
 現在所属している総務課では、会計業務、人事業務、物品管理業務などの対内的な業務から、事業者等からの相談対応、懇談会の開催、業務説明会の開催及びスピーカー、独占禁止法教室の講師などの対外的な業務まで、幅広い業務を行っています。
 定型業務もありますが、業務説明会でどのような事を話すかや、ホームページのレイアウトなど、自身の独自性を発揮することができる業務もあり、試行錯誤しながら業務を行っています。自分が考えた意見が採用されたときは、やりがいを感じます。

これまで印象に残っている業務
 令和5年12月6日に開催した「兵庫地区における有識者との懇談会」及び「神戸市における一日公正取引委員会」です。スムーズに懇談会を開催することができるよう、課長と一緒に会場の下見に行ったり、当日の導線を考えたりするなど、準備にかなりの時間を要しましたが、その分、当日何事もなく催しが終了した際は、大きな達成感を得ることができました。

近畿中国四国事務所の良さ
 近畿中国四国事務所で働くことの魅力の一つは、地域の皆さんとの距離が近いことです。総務課では、年に十数回、近畿地区に所在する事業者や商工会議所の方々と懇談を行っており、近畿地区の実情や課題を直接お聞きすることができます。
 また、近畿中国四国事務所は、他の行政機関のように、管轄区域内に出先機関は無く、大阪市にしか事務所がありませんので、転居を伴う異動は少ないことも良い点の一つだと思います。

志望する方へのメッセージ
 近畿中国四国事務所では、志望する方に業務内容や働くイメージを掴んでいただけるよう、各種の業務説明会を開催しています。また、近畿中国四国事務所の活動を知っていただける場として「公取近畿だより」 「フォトコーナー」 のページを設けています。さらに、本局が運営しているものにはなりますが、YouTubeチャンネル において、公正取引委員会の使命や競争の重要性を解説する動画等を公開しています。 公正取引委員会は、皆さんが納得して就職先を選択することができるよう、様々なコンテンツを用意しておりますので、ぜひ御確認ください。

休日の過ごし方
 休日は、仕事から離れて、趣味の読書等でリフレッシュするようにしています。また、デスクワークで体がなまっていますので、整骨院に行ったり、プールに行ったりして、体を動かすようにしています。

岸田 彩有里

近畿中国四国事務所下請課 内閣府事務官【令和2年度4月入局】

 令和2年4月 近畿中国四国事務所第一審査課

 令和3年7月 同事務所総務課

 令和4年7月 同事務所下請課


公取に入ったきっかけ
 公務員志望ではありましたが、実際のところ、当初から公正取引委員会を志望していたわけではありませんでした。官庁訪問はどこを受けようかと決めかねていた頃、テレビやニュースなどで、コンビニエンスストア本部が加盟店に24時間営業を強制することは問題になりうるとの報道や、芸能事務所がテレビ局に対し、所属していた芸能人がテレビに出演することを妨げるよう働きかけがあった場合には問題のおそれがあるとした報道を目にし、競争政策という観点から、日々の生活に深く関わる経済活動にアプローチできる点に興味を持ち、公正取引委員会を志望しました。

これまで印象に残っている業務
 入局1年目の時代に、独占禁止法違反行為を行っている疑いのある事業者に対する立入検査に同行したことがありました。立入検査では、事前の連絡なしに事業者を訪問し、机の中や書棚の中を確認して違反行為に関する資料などを収集するのですが、先輩や上司に手法を教わりながら資料を収集したことはとても印象に残っていると同時に、入局1年目であっても、公正取引委員会の実務を経験することができたことは、とても勉強になりました。

近畿中国四国事務所の良さ
 近畿中国四国事務所の職員数は50人程度とアットホームな職場で、仕事を進めていく中で疑問に思ったことは、先輩や上司に相談しやすい環境です。また、若手の頃から様々な業務を任せてもらえることも、魅力の一つです。もちろん、初めての業務に取り組む際には事前準備が必要ですが、先輩や上司がサポートしてくれますので、先輩や上司のアドバイスを参考に自らで考え、業務に取りかかることができます。

志望する方へのメッセージ
 公正取引委員会は独占禁止法という法律を運用しておりますが、独占禁止法の知識がなくても、入局後に学ぶ機会はたくさんあります。独占禁止法の知識の有無や学生時代の学部・専攻に関わらず、公正取引委員会の仕事内容に興味を持っていただけましたら、是非一度、業務説明会や官庁訪問などに足を運んでいただけたらと思います。業務説明会などは、実際に働く職員の雰囲気や職場の様子を感じ取っていただける良い機会だと思います。

休日の過ごし方
 家で過ごすよりも外出して過ごすことが好きなので、休日は出かけることや旅行に行くことが多いです。さらに、年末年始や夏休みには長期休暇を取得することができるので、長期の旅行に行き、心身ともにリフレッシュしています。

赤土 篤志

近畿中国四国事務所第四審査課 審査専門官【平成25年度4月入局】
 平成25年4月 近畿中国四国事務所第一審査課
 平成26年7月 同事務所総務課
 平成29年5月 同事務所取引課
 令和2年4月 同事務所下請課
 令和3年7月 財務省近畿財務局(出向)
 令和5年7月 近畿中国四国事務所第四審査課

公取に入ったきっかけ
 公務員を志望するに当たって、調査業務をしてみたいと漠然と考えていました。そのような中で、公正取引委員会の業務説明会で独占禁止法や下請法などの調査について知り、自分がやってみたいと思っていた仕事に近く、面白そうだと思い、志望しました。

現在行っている業務
 現在は第四審査課に所属しており、独占禁止法違反被疑事件の調査を行っています。独占禁止法違反被疑事件では、違反の疑いのある会社への立入検査を行い、証拠物を収集したり、関係者から事情聴取などをして調査を行い、違反事実を解明しています。独占禁止法違反被疑事件では、多数の関係者が調査の対象になりますので、1人では調査をすることはできません。近畿中国四国事務所では、独占禁止法違反被疑事件の調査を担当する課が第二審査課~第四審査課までありますが、実際には3つの課が1つのチームとして調査に当たっています。関係者への事情聴取など調査業務は難しい業務であり、悩むこともありますが、その時はチームのメンバーに相談ながら仕事を進めています。

これまで印象に残っている業務
 私は第四審査課において、これまで木工用ドリルの価格カルテル事件日清食品の再販売価格拘束事件の調査に関わってきました。このような自分が関わった事件について、排除措置命令や警告が行われ、それがテレビや新聞などで報道されると、自分の業務の重要性や世の中への影響力を強く感じます。

近畿中国四国事務所の良さ
 近畿中国四国事務所は、東京にある公正取引委員会の本局に比べると人数が少ないですが、これまで多くの独占禁止法違反被疑事件の調査を行っていました。そのため、若手職員のうちから様々な仕事を任せてもらい、事件調査を大きく関わることができます。責任が大きい面もありますが、早くからいろいろな経験を積むことができる良い環境だと思います。

志望する方へのメッセージ
 独占禁止法は、特定の業種や業界を規制している法律ではありません。そのため、仕事でいろいろな業種や業界の方と関わることがあり、世の中にはこんな商品、こんな仕事があるのだと驚くこともあります。また、関係者から、これまでの経験してきた仕事の楽しいところや苦労したところも聞くこともあります。今まで自分が知らなかったことについていろいろ話を聞けるということも、公正取引委員会の業務の面白いところの1つだと思います。
 もし、公正取引委員会に興味をもってもらえたならば、是非業務説明会などに参加してください。そして、皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。

休日の過ごし方
 休日は子どもと公園で遊んだり、買い物に行ったりすることが多いです。仕事の状況やタイミングにもよりますが、休暇も取りやすいので、子どもの学校の行事などにも参加するようにしています。

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